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シーズー

昔はミックスを飼っていました。親戚はパグを飼っていたし、短毛種ばかりを見てきたのですが、長毛種の猫を飼ってから、毛の長い犬もいいな、と思うようになりました。とくに、長い毛をかわいくまとめると顔が見えてかわいさ倍増です。

テレビでペキニーズを見てから、ペキニーズにはまったのですが、チベットのラサ・アプソと中国のペキニーズの混血がシーズーだとか。ちょうど友人に「犬ならシーズーかペキニーズがいい」と言いふらしていたところでした。潰れた顔、人懐っこいところ、毛が長くてモップになりそうなところ、洋服を着せて楽しめるところも好きです。

シーズーの基礎知識

シーズーの歴史

シーズーはラサ・アプソとペキニーズの混血と言われています。ラサ・アプソは魔よけの効果があるとして、中国の皇帝皇族に献上する習慣がありました。

当時、すでに中国皇帝の独占物としてペキニーズが飼われていました。ペキニーズに類似する犬種は望まれなかっただめ、シーズーは、ラサ・アプソに近い種類として位置づけられました。1920年代、シーズーがイギリスに渡ったとき、北京の紫禁城を占領しました。ラサ・アプソと見分けがつかず、多くのシーズーが殺されました。

このようにシーズーは中国からイギリスへ、イギリスからアメリカを始め、世界各地へ伝わりました。1934年に、ラサ・アプソとは違う種類として認められました。日本に渡ってきたのは1960年代のことです。

シーズーの特徴

グループ:トイ・グループ(愛玩犬)

誕生国:チベット

外見的特徴:長毛種です。毛の色は、ゴールド・アンド・ホワイト、ブリンドル・アンド・ホワイト、ブラック・アンド・ホワイト、ブルー・アンド・ホワイトなどがあります。ゆったりとした歩き方をします。目が大きく愛らしい表情をしています。

体高:オス、メスともに約20cm〜28cm

体重:オス、メスともに5.4kg〜6.8kg

性格:人懐っこく、初心者でも飼いやすいです。シーズーを飼っている知り合いや友人がいますが、お散歩が大好きな子もいれば、とても臆病な子がいるようです。寂しがりで誰かが来たら嬉しくて大歓迎か、ちょっと怖いな、と身構える子もいます。小さいときから多くの人に接したり、外でいろいろなものに触れると明るく元気に育ちます。小柄な割には頑丈です。

育て方:1日30分〜1時間程度、室内でゲームをしたり、短い散歩をします。ブラッシングは2日に1回程度行います。シャンプーは月に1,2度行い、毛玉に注意します。高温多湿が苦手です。

かかりやすい病気:鼻膣狭窄、股関節形成不全、外耳炎、乾性角結膜炎、進行性網膜萎縮症、眼瞼内反症、フォンウィルブランド症

必要な検査:眼科検査

寿命:11歳〜14歳

シーズーのスタンダード

全体的な容貌:外見はペキニーズに似ているが、長い毛が頭部を覆い、ほとんど目と鼻を覆い隠しています。全身が長い毛で覆われている他、大きな耳にも長い毛があり、頸の毛と混ざっているように見えます。

性格:陽気でかつ敏捷です。誇らしげな態度を持つ反面、気立てが良く、遊び好きです。

頭部:頭部は幅広く、丸く、両目の間も幅があります。頭部の毛は両目の上から被さって垂れ下がっています。ひげと頬ひげは鼻のところで上向きに生えて判然とし、菊の花のように見えます。口吻は四角く短いのですが、ペキニーズのようなしわがなく平らで、毛が覆いです。目は暗色で大きくて丸く、突き出していないのが良いです。耳は長い飾り毛があり、大きく垂れ下がっています。耳の付け根は、頭頂部よりやや下について、長い飾り毛に覆われ、それが頸の毛と混ざっているように見えます。歯は白く強いのが良いです、咬み合わせがアンダーショットのものもあります。

背腰部:き甲からしっぽの付け根までの長さは体高より長く、背腰は真っすぐで平らです。しっぽの付け根は高く、毛は羽毛が多く、背上に巻き上げています。

胸腹部:肩はしっかりして、よく傾斜し、胸は幅広く深く、長い毛に覆われています。

前あし:前あしは短く、豊かな骨量で筋肉がたくましいです。毛が豊富なことで太く見えるのが望ましいです。爪は堅いです。

後ろあし:後ろあしは前あしと同じく、短く、豊かな骨量で筋肉がたくましく、毛が豊富で太く見えるのが望ましいです。腿は丸みがあってたくましいのが良いです。

:上毛は長く縮れず、柔らかい肌毛が良いです。毛色は全てが許されていますが、額に白いブレーズがあるのと、しっぽの先に白い部分があると高く評価されます。

歩き方:頭を上げ、しっぽを背上に乗せ、誇らしげに、敏捷に歩きます。僅かにローリング歩行します。

体高:オス、メスともに26.3cm以下

体重:オス、メスともに8.1kg以下

シーズーを飼うにあたって

一緒にできること

食事に気をつける、手入れをしてあげる、ペットマッサージをする、おもちゃで遊ぶ、お散歩をする、カットをしてあげる、洋服を着せる、全てがシーズーと飼い主のコミュニケーションになり、性格形成にもなります。洋服は本来必要ないものかもしれませんが、愛情表現として楽しむのもひとつだと思います。

シーズーのカットの仕方

信頼のできる人にカットしてもらうのが良いのですが、自宅でカットができたら安心です。

1足のパットの毛を処理します。クリッパーの刃は1ミリを使用します。

2お腹の毛をクリップします。

3しっぽに向かってクリッパーをかけ、両脇腹もクリッパーを毛の流れに沿ってかけます。

4顎から胸にかけてクリップします。

5足は関節に注意します。内側は足を持ち上げると作業しやすくなります。

6足の廻りの毛もカットします。

7しっぽの先をカットし、きれいなカーブになるように仕上げます。

8眉毛の手前から頭部にかけてカットします。

9眉毛に三角の切り目を入れて、まっすぐに切り落とします。目にかかる毛をきれいにカットします。眉毛と頭部の毛をぼかして形を整えます。

10耳の付け根から顎にかけて、段差がないようにカットします。顎の下の毛はまっすぐになるようにカットし、耳の付け根から顎にかけて緩やかなカーブを作るようにカットします。

11全体に段差がないように、すきばさみでぼかしていきます。

12耳はおかっぱ風にするとかわいくなります。バランスを考え、適度な長さにします。

13バランスを見て、直したらできあがりです。

長年のパートナー

シーズーは小さな子どもからお年寄りまで飼いやすく、穏やかで吠えないため、集合住宅や、日中留守にしがちな場合でも飼うことができます。

ワンニャンレスキューという、里親募集をしているボランティアの人たちがいます。その人たちと知り合ったとき、「大きくなったからといって捨てる人がいる。大きくなるのは当たり前なのに、十何年も飼っていて捨てる。」という話を聞いたことがあります。出会った子はこれから長年のパートナーになるということを考えて飼いましょう。